Google Workspace には「 Business 」と「 Enterprise 」というエディションで分類されており、 Business は 3つのプランがあります。
それぞれの Google Workspace Business の特徴や機能一覧を紹介しており、Google Workspace を検討されている向けの内容になっています。
Google Workspace について
無償の Google アカウント (@gmail.com) の機能や権限を加えた組織で運用を目的としたクラウド グループウェア ツールです。ビジネス向けの Google アカウントとも言えます。
アプリごとにタブないしは画面切り替えが必要でしたが、1つの画面内で複数のアプリが展開することができ 他のユーザーと共有/コラボレーションできる環境「スマートキャンバス (smart canvas)」が特徴です。
Google Workspace Business 比較 (料金・機能)
Google Workspace の Business エディションについて、各プランの料金・機能を表にまとめました。
また、分かりやすいように Google アカウント (@gmail.com) も加えております。
概要
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
正規料金 (フレキシブル) | 無料 | 816 円 | 1,632 円 | 2,448 円 |
利用人数 | 1 名のみ | 300 名まで | 300 名まで | 300 名まで |
ドメインの使用 | @gmail.com (固定) | 使用可能 | 使用可能 | 使用可能 |
外部ドメインとの連携 | ✔ | ✔ | ||
サポート | 標準サポート | 標準サポート (アップグレード可能) | 標準サポート (アップグレード可能) |
Google アプリ
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
Gmail | ✔ (@gmail.com) | ✔ (ドメイン利用可) | ✔ (ドメイン利用可) | ✔ (ドメイン利用可) |
ドライブ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
ドキュメント / スプレッドシート /スライド | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
Google フォーム | ✔ | ✔ (組織機能) | ✔ (組織機能) | ✔ (組織機能) |
テンプレートの作成 | ✔ | ✔ | ||
Google グループ | ✔ (基本機能) | ✔ (組織機能) | ✔ (組織機能) | ✔ (組織機能) |
Google Chat | ✔ | ✔ | ||
Google サイト | ✔ (ドメイン変更不可) | ✔ (ドメイン使用可能) | ✔ (ドメイン使用可能) | ✔ (ドメイン使用可能) |
Google Currents | ✔ | ✔ | ✔ | |
Google Cloud Search | ✔ | ✔ | ||
Google Vault | ✔ |
Google ドライブ
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
ストレージ | 15 GB | 30 GB | 2 TB (プール共有) | 5 TB (プール共有) |
共有ドライブ | ✔ | ✔ | ||
グループの共有 | ✔ | ✔ | ||
Google アプリ の作成管理 | ✔ | ✔ | ||
ドライブの監査ログ | ✔ | ✔ |
Google Meet
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
最大 参加者数 | 100 名 | 100 名 | 150 名 | 500 名 |
1会議の制限時間(1人以上) | 24 時間 | 24 時間 | 24 時間 | 24 時間 |
1会議の制限時間(3人以上) | 1 時間まで | 24 時間 | 24 時間 | 24 時間 |
外部ユーザーの参加 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
字幕 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
背景の変更(ぼかし/画像アップ) | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
ホワイトボード(Google Jamboard) | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
管理用コントロール | ✔ | ✔ | ||
録画 | ✔ | ✔ | ||
挙手 | ✔ | ✔ | ||
QA | ✔ | ✔ | ||
アンケート | ✔ | ✔ | ||
ブレイクアウト セッション | ✔ | ✔ | ||
リアルタイム翻訳 | ✔ | |||
出欠状況の確認 | ✔ |
Google カレンダー
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
Microsoft Exchange カレンダーとの同期 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
グループ カレンダーの作成 | ✔ | ✔ | ✔ | |
会議室、ビルディング、設備の予約 | ✔ | ✔ | ✔ | |
予約スケジュール | ✔ | ✔ |
デバイス管理
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
エンドポイント管理 | ✔ (基本管理) | ✔ (基本管理) | ✔ (詳細管理) | |
Android アプリの管理 | ✔ | |||
デバイスの監査ログ | ✔ | |||
会社所有デバイスの登録 | ✔ |
コンプライアンスとデータ保護
無料の @gamil.com | Business Starter | Business Standard | Business Plus | |
---|---|---|---|---|
データ リージョン | ✔ | ✔ | ||
データ保護に関する分析情報レポート | ✔ | ✔ |
プランの選び方
Business Starter
はじめて Google Workspace を始めるのに適したエディションで個人事業主や小中企業で利用されています。
機能面は無料の Google アカウントとほとんど違いがありません。各の機能がビジネス仕様になっており、独自ドメインが仕様できるのが大きな利点です。機能は制限されているため、複数チームで利用するのには向いていません。そのため、ワン チームでの利用に向いています。
Business Standard
Google ドライブ とGoogle Meet 機能を拡張したエディションで複数の部門や数人のマネージャーがいる企業で利用されています。Business Standard から機能が開放され Google Workspace の良さが体感できるエディションです。
チーム/ユーザーのアクセス権限を分離できる Google 共有ドライブが利用することができる大きな特徴です。この機能により、機密情報の隔離や外部企業との共有することが容易になり、組織内外とのコラボレーションを安全にすることができます。また、Google Meet のブレイクアウト セッションやアンケートなどが利用することができるので ウェビナー運用を充実することができます。ただ、基本的なセキュリティになるため、モバイル管理や監査用のログなど高度なセキュリティ管理には向いていません。
Business Plus
Business Standard の機能に高度な管理機能とアーカイブ機能を加えたエディションで セキュリティマネジメント を必要とする企業や ISO を取得された企業で利用されています。
データ保持/検出/アーカイブと電子情報開示、デバイスやユーザー個別の制御 などが行えるのが特徴です。厳しい規定 (コンプライアンス) があり、高度なセキュリティに詳細な管理機能を必要としている組織に向いています。
ただし、利用できる人数は 300人までとなっており、301人以上で利用される場合はエンタープライズ機能を備えた Enterprise エディションを選択することになります。
よくある質問
はい、利用するのに最低人数は定められていませんのでお一人でも使用することができます。
また、Enterprise エディションも 1名から利用することはできます。
支払い方法によって行えるタイミングが異なります。
– 毎月払いの フレキシブル プラン:時期の制約はなく、いつでもアップグレード/ダウングレードを行えます。
– 先払いの 年間 / 定期プラン:契約更新月のみにアップグレード/ダウングレードを行えます。
Google Workspace で利用しているドメインにエディションが適用される仕組みになっています。個別ユーザーでエディションを割り振ることはできません。
「Google 公式」と「Google 販売パートナー(代理店)」のどちらかから契約をすることができます。
販売パートナーによっては最低 契約数を定めている場合があります。
その場合は Google 公式 から個人で購入することできます。
はい、Google Workspace Business の10% プロモーションコードがあります。
こちらの 「Google Workspace:10% 割引 プロモーションコード│Google フォーム」 から取得いただけます。
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