5月 3日に「Expanding upon Gmail security with BIMI」にて、Gmail の受信メールに BIMI サポートを拡張する発表がありました。
BIMI とは
BIMI (Brand Indicators for Message Identification) とは、送信元 (ドメイン) から送られているメールが正当性な所有者からであることを示す認証規格です。
BIMI に対応しているドメインからのメールにはブランド ロゴを表示や認証マークの表示がされるため、視覚的に分かりやすくなっています。また、フィッシング詐欺やなりすましメールの対策になります。
ロゴの所有権や真正性、ロゴと該当するドメインとの紐付けを分かりやすい形で証明する認証規格です。
BIMI に対応しているメールクライアントの受信トレイで認証済みの送信者のアイコンを企業/ブランドのロゴが表示される認証規格です。
受信メールに BIMI を表示することでメールが企業から正式に配信されている証明になり、ブランドの正当であることを視覚的に示すことができます。
Gmail での BIMI
Gmail を利用しているアカウントであれば、BIMI サポートが対応しています。
2021年に Gmail に BIMI サポートを導入されており、認証されたドメインからの送信されたメールにはユーザー アイコンがブランド ロゴへと表示される仕組みになっていました。
今回の BIMI 拡張サポートでは、ブランド ロゴの横に認証バッジのようなチェックマーク アイコンが表示される仕組みが追加され、より視認性を高める仕組みになっています。
BIMI を追加する方法
Gmail での BIMI 対応を表示するには DMARC / SPF / DKIM レコードを有効にしている必要があります。
また、ロゴの商標登録を認可されている必要もあります。
- DMARC / SPF / DKIM レコードを有効にする
- ブランドのロゴを商標登録する
- VMC でロゴを発行する
- ブランド ロゴ.svg をサーバにアップロードする
- BIMI の TXT レコードを設定する
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