[Google Workspace] 早期アクセス アプリをオンまたはオフにする

Google Workspace で Bard を使用する方法

Early Access apps は、開発中/試験運用中のサービスや製品の使用許可を制御できます。

Early Access apps は、開発中/試験運用中のサービスや製品の使用許可を制御できます。

5月 5日から Google Workspace アカウントでも会話形 AI「Bard」が利用可能になりました。
しかし、Bard が試験運用サービスのため、初期設定では Off (利用不可) になっています。管理者が Google 管理コンソールから Early Access Apps 設定をOn (有効) にすることで Google Workspace アカウントでも Bard が使用することができます。

[Bard] Google Workspace アカウントで利用できない

Early Access Apps とは

Early Access Apps (早期アクセス アプリ) は Google Workspace のユーザーに新しい試験運用版の機能やサービスにアクセス権限を制御する設定です。アプリ単位で許可を出すことはできないため、早期アクセス アプリ全体でしか制御できません。
また、Core Data Access Permissions を On にすることで早期アクセス アプリと Google Workspace コアサービスで相互運用することで、一部の機能を利用することができます。

早期アクセス アプリまたは Core Data Access Permissions の使用においては、Google Workspace 契約 / データ処理契約 / HIPAA 業務提携に関する追加条項の適用対象外になっています。

操作手順

Google Workspace 特権管理者アカウントのみが Early Access Apps の設定を行うことができます。
初期設定では Early Access Apps 設定が Off になっています。

[Google Workspace] 早期アクセスを On にする
  1. Google 管理コンソールにログインします。
  2. 左メニュー [アプリ > その他の Google サービス] をクリックします。
  3. [Early Access Apps] をクリックします。
  4. サービスのステータス項目で [オン] を選択して [保存] をクリックします。
  5. [Early Access Apps の設定] に戻り、[Core Data Access Permissions] をクリックします。
  6. Core Data Access Permissions 項目で [Allow users at your organization to access Google Workspace and Customer Data using Early Access apps. ] にチェックマークを付けて [保存] をクリックします。

Core Data Access Permissions は、早期アクセス アプリが Googel Workspace コアサービス (Gmail、ドキュメント など) と相互連携を許可する項目です。有効にすることで早期アクセスのアプリ上で直接 Gmail、ドキュメントにエクスポートなどができるようになります。

Early Access Apps 設定は部署別に有効にすることができます。
特定のユーザーのみに利用させるには、有効にした部署にそのユーザーを配置することで使用者を限定することができます。

18 歳未満のユーザーは使用不可

Google Workspace for Education エディションで生徒アカウント (18 歳未満のユーザー) は、Early Access Apps 設定が On になっていてもアプリの使用に制限されます。

参照記事