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【試験対策】Google 認定教育者レベル 1 の試験構成と問題傾向について

2020年に Google 認定教育者レベル 1 の試験内容、問題傾向、合格対策についてまとめた記事にです。

試験開始時に NDA(秘密保持契約)に同意しているため、問題の詳細を記載することができません。そのため、Google for Education からの引用や一部ボカして記載しています。また、書いていることは絶対ではないのであくまでも「こういう所感なんだ」「そうかもしれませんね」程度に捉えてください。


Google 認定教育者レベル 1 の出題問題について

Google 認定教育者 レベル1 は Google for Education ツールを導入・使用する基礎スキルを示す教育者向けの資格です。
Google for Education ツールを導入・使用する基礎スキルなので出題範囲は「Google for Education ツールの活用方法や習熟度」「教育者としての成長と指導力」を問う問題範囲となっております。

Google for Education ツールの習熟度についての問題

Google for Education ツール、つまりは Google ドキュメント / スプレッドシート /スライド / カレンダー / フォーム / Gmail / Google Classroom / YouTube / Google サイト / Google Meet / グループ の活用方法を問う問題です。

  • 問題事例に対して有効なツールを回答
  • 指定された操作指示を実際に操作

G Suite 認定資格やQwiklabs の「G Suite 認定資格: 演習ラボ の第 2 部: 実技試験」よりも難関度は低めでした。

教育者としての問題

教育者としてテクノロジーの活用するにあたって学習者(生徒)への指導力、ICT(情報通信技術)教育をどのように効率化・周り人々と活用するのかをとう問題です。
この問題は Google for Education:Teacher Center の基礎トレーニング から学ぶことがでますが、全く同じ問題は出題されませんでした。

  • インターネットをめぐる問題
    • 著作権と公正利用(デジタル市民性=デジタル・シチズンシップ)
    • オンラインの安全性
    • コミュニケーション
    • デジタル・シチズンシップ(デジタル市民性)
  • 校務の効率化
  • 教室または学校でのデジタル活用による学習目標と学習利点

試験構成・合格ライン・時間・について

Google 認定教育者レベル 2 の上級トレーニング

Google 認定教育者レベル 1 の試験は「選択問題」「実技試験」で構成されています。
試験時間は、途中休憩なしの3時間 (180分) です。
回答が早くできた場合はいつでも終了を行うことができます。

合格ラインについて

試験終了後にその場で採点結果が表示されます。
合格ラインは 80%です

問題形式について

選択問題の回答形式は「択一選択」「複数選択」「ドロップ&ドラッグ」「並び替え」の 4つです。

択一選択
択一選択 問題 は問題に対して回答を 1つを選ぶ形式です。

複数選択
複数選択 問題は問題に対して複数の回答を選ぶ形式です。

※ 複数回答問題には「回答は 2つ」のような回答数が記載されています。指定された回答数をしていない場合は次に進むことができず、警告メッセージが表示されます。

ドロップ&ドラッグ
ドロップ&ドラッグ問題は、左列・右列にそれぞれのボックスがあり、右のボックスを左に嵌め込む形式です
問題によっては「グループ分け」「縁結び」するドロップ&ドラッグが出題されます。

並び替え 問題
並び替え 問題は左側に事象が記載されており、その右側の順番を入れ替える形式です。

実技試験について

Gmail / スプレッドシート / ドキュメント / ドライブ などの Google ツールを実際に使用します。
実技試験の問題はシナリオ形式になっており、実際に Google ツールを操作してそれぞれの課題を達成する試験です。
Qwiklabs:Workspace Essentials の演習と同じ形式で出題されます。また、問題も非常に似た内容なので試験開を受ける前にラボを受ける/確認しておくことをオススメします。

試験対策

試験の目的が Google for Education ツールの使用目的や操作方法を把握しているか問うことなので、日常的にツールを使用しているのであれば本番ぶっつけでも十分合格できますが、公式の基礎トレーニングは受講してください。わからないところだけ時間を掛けて読む程度で十分です。
回答を選ぶ際は、社会人または個人のケースではなく教師として回答を意識してください。

対策セミナー

Google 公式としては Google 認定教育者に関するセミナーは行われていません。代わりに Google パートナーによる Google 認定教育者 資格取得セミナーが随時開催されています。
有償セミナーですが、パートナーの資格保有者が講師となり 2 〜 3日間で Goole for Education を学び、操作、試験対策が行われ、不明点や疑問点を解消することができます。

模擬問題集

模擬試験は公式で用意されていませんが、Udemy や問題集サイトで問題集が販売されています。
販売されている問題は、本試験と似たような問題が多く記載されているので問題の特徴や出題傾向を把握することができます。

後日談

友人 2人に Google 認定教育者レベル 1 を試験を受けてもらいました。

  • 友人、H 氏(男性):フロントエンジニア
    • 仕事で G Suite と Google Cloud Platform を利用している。
  • 友人、N 氏(女性):Webデザイナー
    • プライベートで Google アカウントを利用している。

事前に勉強はせず、試験構成と資格の概要/目的を教えたのみで受験したところ、初回で二人とも合格しました。
選択問題については悩みはしたものの、実技試験に関しては何も問題なかったようです。

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