Google Workspace の契約 (サブスクリプション) プランは「フレキシブル」「年間/定期」の 2つがあります。
それぞれの特徴を解説します。
「フレキシブル」「年間/定期」はどう違う?
Google Workspace の支払いプランには「フレキシブル プラン」「年間/定期プラン」のどちらかを選ぶことができます。
どちらを選んでも毎月に利用料金の支払いがあります。
フレキシブル プランは、毎月のユーザー ライセンス 数に応じた料金を支払う契約です。
定期/年間プランは、1年分または複数年分のユーザー ライセンスをまとめて購入する契約です。
プランを比較
フレキシブル プラン | 年間 / 定期プラン | |
---|---|---|
契約 | 最低契約期間はなく、いつでも解約可能 | 1 年、または 3年 |
支払い | 月ごとの支払い | 月ごとの支払い |
ライセンスあたりの料金 | 変動あり | 契約期間中は固定 |
ユーザーの追加 | いつでも可能 (その分のご利用料金が毎月のお支払いに追加されます) | いつでも可能 (その分のご利用料金が毎月のお支払いに追加されます) |
ユーザーの削除 | いつでも可能 (月額料金が減額されます) | 契約の更新時のみ可能。 更新までは、購入したすべてのライセンスのご利用料金をお支払いいただく必要があります。 |
サービスの解約 | いつでも可能 (解約料はかかりません) | 早期解約に対する途中解約料金の対象になります |
フレキシブル プランについて
フレキシブル プランは、ユーザー ラインセンス増減を自由に行うことができるプランです。
ユーザー数が変動しやすい企業/組織に最適で初めて Google Workspace を契約する際はフレキシブル プランをオススメします。
価格は割引価格が適用されません。Google Workspace 価格が値上げされた場合、その月から新しい価格での支払いになります。
フレキシブル プランでは、ユーザー ライセンスの削除をいつでも行うことができます。また、いつでも Google Workspace の利用を解約することができます。
その月に存在したユーザー ライセンス分のみ請求が発生し、途中でユーザーライセンスを削除した場合は、日割り計算での請求になります。Google Workspace 解約しても同様に日割り計算になります。
たとえば、6月 15日に 1 ユーザーを追加し、同月の 30日にそのユーザーライセンスを削除した場合は 15日分の利用料金のみが請求されます。
年間 / 定期プランについて
年間 / 定期プランは、1 年間または複数年のご利用を前提にしたプランです。従業員数が多く、チームが拡大し続けているような組織におすすめです。
利用期間が固定されるため、フレキシブル プランよりも安い割引価格が適用されます。
支払いは毎月払いですは途中で解約した場合は 残りの契約月分を一括払いで請求されます。また、契約解除料のようなペナルティは発生しません。
年間 / 定期プランはいつでもユーザーライセンスを追加することができますが、ユーザーライセンスを削除できるのは契約期間が終了して契約を更新する (更新月) ときだけです。また、契約の更新月に年間プランの解約またはプランの変更手続きを行わなかった場合は自動的に継続となり、年間プランがスタートとなります。
例えば、4月 1日に年間 / 定期プランで契約し、10月 15日に 1ユーザーを新しく追加した場合はその月の 15 〜30日分の利用料金が請求され、残りの 5ヶ月分 (11月から翌年の 4月) を支払うことになります。また、途中で 1 ユーザーライセンスを使用しなくなった場合は解約を行うことができないため、未使用 扱いになります。ライセンスを削除して毎月のお支払いを減額できるのは契約の更新時に限られます。
Leave a Reply
View Comments