※この情報は2019年8月上旬時点の情報です。
Google Cloud のG Suite 認定資格 を受験したので受験方法から所感についてお伝えしたいと思いますが、伝えたいことが多いのでパート別で記事化しています。
合わせて読みたいG Suite 認定資格 記事
- 【概要 編】G Suite 認定資格について
- 今、ココ→【申込 編】G Suite 認定資格への受験環境確認
- 【受験 編】G Suite 認定資格のテスト開始までの確認&準備、準備大切
- 【出題 編】実際に受けたG Suite 認定試験の問題範囲と内容
- 【事故 編】G Suite 認定資格で共有したい注意点&トラブル、きっとあなたもやっちゃう
- 【後日 編】G Suite 認定資格の合格報告
G Suite 認定資格とはなんぞや?
G Suite の Google Cloud 認定資格は、雇用者に対し、プロフェッショナルな環境で生産性の高い共同作業を行うデジタルスキルを持っていることのアピールにつながります。G Suite 認定資格を取得すると、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、ファイルを作成および共有するクラウドベースのツールを使いこなして、一般的な業務を遂行するスキルがあることを証明できます。また、メールやオンライン会議ソリューションを使って効果的なコミュニケーションを図るスキルがあることも示せます。
この試験は、生産性向上とコラボレーションを目的とする G Suite のさまざまなツールを職場で使用した場合の各受験者の作業能力、コミュニケーション能力、タスク管理能力を客観的に判定するものです。試験は 2 部構成で、多肢選択式問題と実技があります。この認定を取得するには、G Suite 認定試験に合格する必要があります。
とのことですが、
Google Cloud のアソシエイト認定資格とプロフェッショナル認定資格と同じ格式と扱われているので、持っていると泊がつくかもしれません。その程度です…
G Suite 認定資格を持っているとGoogle Cloud Next のGoogle Cloud 認定資格取得者専用のラウンジには参加できるようですが、G Suite 認定資格はどこで活用/アピールできるのかも不明です。(プロフェッショナル認定資格 の方が格式がある気がします…)
試験時間
試験時間は2時間で、2 部構成になっています。
- 30分は、多肢選択式問題。
- 90分は、実際にGoogle ドキュメント、スライド、スプレッド、Gmail を使ったシナリオに沿って実際に設定する実技試験。
※英語で出題されるのでGoogle 翻訳を使うと、持ち時間は思った以上に少なくなる。
登録料
受験料は75 USD。
ProctorU ページでクレジット支払い。
※*K-12 以上の高等教育機関の学生、教育者、管理者はアカデミー料金を利用可能。(日本国内ではないっぽい。)
- プロフェッショナル認定資格は、200 USD。
- アソシエイト認定資格は、125 USD。
受験言語
現在、試験は英語のみ。
よくある質問のG SUITE 認定資格 を見ると
デフォルトの Chrome ブラウザを母国語に翻訳して受験することもできます。ただし、実技試験のすべての回答は英語のみが評価の対象となります。英語以外の言語による回答は一切採点されません。
Chrome ブラウザを母国語に翻訳して受験可。つまり、Google 翻訳を使って日本語に翻訳は行えますが、実技試験のすべての回答は英語のみが評価の対象。英語以外の言語による回答は一切採点されない。
つまりは、試験問題をGoogle 翻訳で日本語訳をしても、記入する際には指定された英語文を使用しなければ採点されないので注意してください。
受験会場
遠隔試験 と公共のテストセンター が選択できる。
- リモートまたは公共のテストセンターで G Suite 認定資格を受験できるのは 18 歳以上の方。
- 18 歳未満の方は各自の学校で受験、公共のテストセンター。
ProctorU のFind a Public Testing Center で「Tokyo」「Osaka」で調べてみましたが、テストセンターは存在せず、遠隔試験 を選択することになります。
遠隔試験または受験に必要なモノ
- Webカメラとマイクが使えるPC。
- 試験に集中できる個室環境。
- 有効な写真付き身分証明書(政府発行の運転免許証、政府発行のパスポート ブックまたはパスポート カード、政府発行の州 ID カード、米軍の身分証明書、学生証など)
※日本の学生証明書は政府が発行しておらず、認めているだけなのでパスポートをおすすめします。
試験に持ち込めないもの
スマートフォン、メモ用紙、筆記具などの使用は許可されない。
※ラベルがない飲み物(コップとか)とマウスは許可された。
休憩
試験中に休憩をとることはできない。
健康上の理由で特別な配慮が必要な場合は、ProctorU サポートに英語で問い合わせ。
結果発表
7〜10日後に試験結果を通知。
認定の有効期間
認定日から 2 年間。
認定資格を維持するには、再認定を受ける必要。
不合格で再試験する場合
試験に不合格となった場合は、14 日後以降から再受験が可能。
2 度目に不合格となった場合は、3 度目の受験まで 60 日間待つ必要ある。
3 度目も不合格となった場合は、再受験まで 1 年間待つ必要がある。
受験申し込み方法
アカウント作成
Google Cloud のG Suite 認定資格ページのProctorU から申し込む必要があります。
アカウントを新しく作成します。
日本のタイムゾーンは「+09:00」になります。
G Suite 認定資格の申し込み
作成したProctor Uにログインし、右上にある「Schedule New Session」を選び、試験日時を選択します。
「2.Select a term」「3.Select your exam」はG Suite Certification を選択します。
Test remotely from a private location(プライベート環境でのリモート試験)を選択します。
試験日程を選び、「SELECT」を押すと「SCHEDULE」に変わり、「SCHEDULE」を押します。
※支払いの説明は面倒だったのでスキップします。
支払いを行うと受験申込みは完了します。
Proctor U 上の動作環境
動作テストはTesting Your EquipmentまたはWebRTC Troubleshooter で確認できます。
タイプ | 最小 | おすすめ |
---|---|---|
ウェブカメラ | 640×480の解像度 | 1280×720の解像度 |
PCユーザー | Windows Vista | Windows 10(10 Sモードはサポートされていません) |
Macユーザー | OS X 10.5以上 | OS X 10.13 High Sierra |
インターネットのダウンロード速度 | .768 Mbps | 1.5 Mbps |
インターネットアップロード速度 | .384 Mbps | 1 Mbps |
RAM | 1024 MB | 2 GB |
ポート | 1935、843、80、443、61613、UDP / TCP | 1935、843、80、443、61613、UDP / TCP |
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