Professional Data Engineer 認定資格 バッジ
認定資格 バッジ

【概要 編】Professional Data Engineer 認定資格について

Google Cloud には、スキルや専門知識の証明としてGoogle Cloud 認定資格 試験が用意されています。資格には、各技術的な専門知識を証明するため、Associate、Professional、G Suite、Apigee、Google Developers と分かれており、各分野事の認定資格 試験があります。

今回は、Professional Data Engineer 認定資格 についてご紹介いたします。


Professional Data Engineer 認定資格とは

Professional Data Engineer 認定資格 バッジ

Professional Data Engineer は、Google Cloud Platform でデータ処理システムの設計と構築、機械学習モデルの運用化を行う熟練したスキルがあることを示します認定資格です。Professional Data Engineer は、データを収集、変換、公開して、データに基づく意思決定ができるようにします。Data Engineer には、セキュリティとコンプライアンス、スケーラビリティと効率性、信頼性と忠実性、柔軟性とポータビリティに特に重点を置いて、データ処理システムの設計、構築、運用化、保護、モニタリングを行う能力が必要です。また、既存の機械学習モデルの活用、デプロイ、継続的なトレーニングもできなければなりません。

Professional Data Engineer で評価される能力:

  • データ処理システムの設計
  • データ処理システムの構築と運用化
  • 機械学習モデルの運用化
  • ソリューションの品質の確保

アソシエイト とプロフェッショナル の違い

アソシエイト とプロフェッショナル は以下の方を対象として認定資格です。

Professional Data Engineer 認定資格 バッジ
  • アソシエイトは、GCP 実務経験が 6か月以上 の方を対象。
    • Google Cloud Platform コア テクノロジーに焦点を当てた認定資格。
    • クラウドや GCP の初心者には認定資格取得の出発点として適しています。
  • プロフェッショナルは、業界経験が3年以上で、GCP 実務経験1年以上 の方を対象。
    • 職務に基づいた認定資格。
    • 実務経験で培われた高度な設計スキルや実装スキルが評価。
    • 中心的な職務(クラウドインフラストラクチャ、データと機械学習、アプリケーション開発、ネットワーク、セキュリティ など)が焦点に当てられている。

Professional Data Engineer 認定試験について

  • 時間:2 時間
  • 登録料:$200
  • 言語:英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語
  • 試験形式:選択式
  • 試験先:テストセンター

Professional Data Engineer 学習方法

ステップ1:試験ガイド学習を確認する。

Google Cloud Platform の「Professional Data Engineer 認定試験ガイド」を使用して本試験範囲・職務スキル、または自分のスキルと知識を確認します。

ステップ2:Qwiklabs および Coursera トレーニングを受ける。

ハンズオンラボとオンデマンドのトレーニングを利用してます

ステップ3:サンプルソリューションとケーススタディを確認する。

Google Cloud Platform の「Google Cloud ソリューション」「Google Cloud Solutions Architecture Reference」「Google Cloud 導入事例」で最新の事例を学習する。

ステップ4:不足している知識をドキュメントのページで補う。

Google Cloud Platform の「ドキュメント」で知識を補えます。

ステップ5:模擬試験を受ける。

Google Cloud Platform の「Professional Data Engineer 模擬試験」を受ける。
模擬試験では、試験で出題される質問内容の傾向や試験の準備や経験がさらに必要か判断できます。

模擬問題集

Google Cloud 認定資格を取得するメリット

Google Cloud は急成長中のクラウドです。ビックデータの処理や大規模な分析で大きなメリットが得られます。仕事でクラウドを使い始めたばかりでも他のクラウド ソリューションの経験がある場合でもGoogle Cloud 認定資格を取得して技術的な専門知識を実証し、競争の激しい市場でビジネスを成功させる重要なスキルがあることを証明できます。

Certification Journey for Google Cloud Partners より引用

  • エキスパートであることの証明
    • 技術的なスキルと専門知識の証明。
    • キャリアアップへの一助に。
  • 人材の見極め
    • GCP のクラウド知識保有者の採用に。
  • 特典
    • 認定ラウンジの利用。
    • 認定グッズ&ステッカーの取得(Professional Certifications のみ)
    • デジタルバッチの取得。

まとめ

このGoogle Cloud 認定資格はAmazon Web Services (AWS) 認定 同様に国際資格ですが、取得していても特定の業界でしか資格の効力が発揮されません。とはいえ、世界的にオンプレミスやレンタルからクラウドへシステムが移行されているので、Google CloudやAWSはIT業界やエンジニアからはそれなりの認知度があります。
資格証明よりも学習で身に付けた専門知識や技術的なスキルをアピールする戦略の方が聞く側としても理解しやすいと思うので、資格取得は無駄にならないと思います。

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