G Suite ユーザーがGoogle Meet のビデオ通話を録画できるように設定変更と録画方法を紹介します。
デフォルト設定ではすべてのユーザーがGoogle Meet を使用できるように初期設定がされておりますが、ビデオ通話の録画はオフになっており、使用することができません
そのため、ビデオ通話を録画するには管理コンソールでGoogle Meet の設定変更を行う必要があります。
前提条件
2020年9月30日まではG Suite 全エディションでもGoogle Meet の録画機能を使用することができます。
※ 2020年 9月 30日 以降は通常に戻り、G Suite Enterprise のみが利用できる機能となります。
操作手順
- Google 管理コンソールにアクセスし、「アプリ」を選択します。
- 「G Suite コアサービス」を選択します。
- 「Google Meet」項目を選択し、詳細設定へ移動します。
- 「Meet の動画設定」欄から「録画」項目を選択します。
- 「ユーザーに会議の録画を許可します。」にチェック(On)へ変更し、「保存」を押します。

ビデオ通話の録画方法について
開始方法
- 右下にある「︙」を選択し、「ミーティングを録画」を押します。
- 同意ポップアップが表示され、「同意」を押します。
- 数秒後、左上のRECが赤色に変わり、録画が開始されます。
録画を行うと会議に入ってくるユーザーに録画をしている旨のメッセージが表示通知されます。

停止方法
- 右下にある「︙」を選択し、「録画を停止」を押します。
- 警告ポップアップが表示され、「録画を停止」を押します。
※録画を停止を押さなかった場合、その会議が閉じられるまで録画が行われますが、会議で何も発言や動きがない場合は自動的に会議が閉鎖されます。
録画のダウンロードについて
- 録画が終了すると数分後に録画ファイルが生成されます。
- 生成されると会議の主催者(そのGoogle カレンダーの作成者)と録画を開始したユーザーに録画ファイルへのリンクが記載されたメールが送信されます。
- 録画ファイルは、会議の主催者のGoogle マイドライブのMeet Recordings フォルダに保存されます。
以上でGoogle Meet ビデオ通話の録画設定と録画方法になります。
※ Google Meet の録画機能はG Suite Enterprise のみが使用できる機能でしたが、G Suite Basic でも2020年9月30日までは録画 機能を使用することができます。
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