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Google Antigravity アプリの支払いを Google Cloud 経由にする Google Antigravity アプリの支払いを Google Cloud 経由にする

Google Antigravity アプリの支払いを Google Cloud 経由にする

Google Antigravity デスクトップ アプリでは、ビジネス アカウント (with Google Cloud) でログインすることで Google Cloud 経由の従量課金で利用できます。
個人アカウントとは異なり、使った分だけ課金される Pay As You Go 方式です。

この記事では Google Cloud 側の事前設定から Google Antigravity アプリでのログイン、利用額の上限設定までの手順を解説します。

Google Cloud 側での事前設定

Antigravity をビジネス アカウントで利用するには、Google Cloud 側で「プロジェクトの作成」「API の有効化」「IAM ロールの付与」の 3つを事前に済ませておく必要があります。

Google Cloud プロジェクトを作成する

Google Cloud コンソールにアクセスし、新しいプロジェクトを作成します。

[Google Cloud] コンソール: 「新しいプロジェクト」ボタンをクリックする

プロジェクト名を入力して「作成」をクリックします。
プロジェクト名は任意ですが、Google Antigravity 用であることがわかる名前を付けておくと管理しやすくなります。

[Google Cloud] 新しい Google Cloud プロジェクト作成する画面

請求先アカウントを設定する

すでに Google Cloud を利用中で請求先アカウントが設定済みの場合、このステップはスキップできます。
未設定の場合は公式ドキュメントを参照して、プロジェクトに請求先アカウントをリンクしてください。

Agent Platform API を有効化する

Google Cloud コンソール上部の検索バーに「Agent Platform API」と入力するか、以下のリンクから直接アクセスして API を有効にします。

Agent Platform API の詳細画面: 「有効にする」ボタンをクリックする

IAM ロールを付与する

Google Cloud プロジェクトにアクセスできる IAM アカウントであれば Google Antigravity を利用できます。
ただし、追加のロールなしで使用できるモデルは Gemini シリーズのみです。Claude などの外部モデルを使用するには roles/aiplatform.user (Agent Platform ユーザー) ロールの付与が必要です。

左パネルから「IAM と管理 > IAM」を開き、対象ユーザーの「プリンシパルの編集」をクリックします。
「別のロールを追加」から「Agent Platform ユーザー」を選択して保存します。

[Google Cloud] IAM: Agent Platform ユーザーロールの付与する

Google Antigravity アプリでのログイン設定

Google Cloud 側の設定が完了したら、Antigravity デスクトップ アプリからビジネス アカウントでログインします。

ビジネス アカウントでサインインする

Antigravity を起動し、ログイン画面で「Use Business Account」をクリックします。

[Google Antigravity] ログイン画面: 「Use Business Account」を選択する

次の画面で「Continue with Google Cloud」をクリックし、Google アカウントで認証を行います。

[Google Antigravity]「Continue with Google Cloud」ボタン

Billing Model とプロジェクトを選択する

認証が完了すると「Select Billing Model」画面が表示されます。「Pay As You Go」を選択し、先ほど作成した Google Cloud プロジェクトの ID を入力します。

[Google Antigravity] Billing Model 選択する (Pay As You Go)

リージョンを選択する

続いてリージョンを選択します。リージョンによって利用できる機能が異なります。

[Google Antigravity] リージョン選択する (Global / United States / Europe)
リージョンロケーション IDサポートされている機能
グローバルglobalテキスト生成、コード推論、マルチモーダル、画像生成
US (マルチリージョン)usテキスト生成、コード推論、マルチモーダル
EU (マルチリージョン)euテキスト生成、コード推論、マルチモーダル

最後に「利用規約 & データの利用」に同意すると、Google Antigravity を使用できるようになります。

利用可能なモデルと料金

利用可能なモデル

ビジネス アカウント (with Google Cloud) では、以下のモデルを Thinking レベル別に選択できます。

「Google Antigravity] モデル選択ドロップダウン
  • Gemini 4 Argon (Low / Medium / High)
  • Gemini 3.8 Flash (Low / Medium / High)
  • Gemini 3.7 Flash (Low / Medium / High)
  • Gemini 3.6 Flash (Low / Medium / High)
  • Gemini 3.1 Pro (Low / High)
  • Claude Opus 5.5 (Low / Medium / High / Max)
  • Claude Sonnet 5.5 (Low / Medium / High / Max)

※ 2026年 10月 22日時点の情報です。利用可能なモデルは今後変更される可能性があります。

Agent Platform API の料金

料金は使用するモデルと消費したトークン量によって決まります。料金体系の詳細は公式ページ「Agent Platform の料金 | Google Cloud」を確認してください。

利用額の上限を設定する

Google Antigravity は Agent Platform API 経由でモデルを呼び出すため、使ったトークン分が請求される従量課金制です。
Google Antigravity のアプリ内に利用額の表示やアラーム機能はないため、Google Cloud の「Budgets & caps」で利用額の上限を設定しておくことをおすすめします。

※ この設定は Cloud Billing にアクセスできる権限を持つユーザーアカウントで操作する必要があります。

利用額上限の設定手順

Google Cloud コンソールの左サイドパネルから「お支払い > 予算とアラート」を開き、「Budgets & caps」ページで「Create new」ボタンをクリックします。

[Google Cloud] Budgets & caps 画面の「Create new」ボタン

「利用額上限の適用 (一部のサービスで利用可能)」を選択して、適当な名前を入力します。

※ サービスを一時停止するのではなく、メール通知のみ受け取りたい場合は「アラートのみ (すべてのサービスで利用可能)」を選択します。

対象プロジェクトには Antigravity に接続した Google Cloud プロジェクトを選択し、サービスには「Vertex AI (aiplatform.googleapis.com)」を選択します。
上限金額を設定して保存すれば完了です。

[Google Cloud] 利用額上限の設定する

利用額上限に達した場合の解除方法

設定した上限金額に達すると、対象サービスが一時停止され Google Antigravity が使用できなくなります。
再開するには、設定した予算を開き「利用額上限を解除」ボタンをクリックします。

[Google Cloud] 「利用額上限を解除」ボタン

※ 同じ請求月内に上限の適用と解除を行った場合、上限額を引き上げない限り、その月の残りの期間に同じ上限が再び発動することはありません。

エラーと対処法

設定に不備があると、Antigravity 上で「Agent terminated due to error」というエラーが表示されます。「Copy debug info」ボタンをクリックするとエラーの詳細テキストをコピーできます。

[Google Antigravity] エラーメッセージ「Agent terminated due to error」

Agent Platform API が有効化されていない場合

Trajectory ID: {TRAJECTORY-ID-NUMBER}
Error: PERMISSION_DENIED (code 403): Agent Platform API has not been used in project {YOUR-PROJECT-ID} before or it is disabled. Enable it by visiting https://console.developers.google.com/apis/api/aiplatform.googleapis.com/overview then retry. If you enabled this API recently, wait a few minutes for the action to propagate to our systems and retry.

「API を有効化する」の手順で Agent Platform API を有効にしてから、再度試してください。有効化の直後はシステムに反映されるまで数分かかる場合があります。

プロジェクトへのアクセス権限がない場合

Trajectory ID: {TRAJECTORY-ID-NUMBER}
Error: PERMISSION_DENIED (code 403): Permission 'aiplatform.endpoints.predict' denied on resource '//aiplatform.googleapis.com/projects/{YOUR-PROJECT-ID}/locations/global/publishers/google/models/gemini-3.1-pro-preview' (or it may not exist). Remediate access with this Troubleshooter URL or share it with your administrator - https://console.cloud.google.com/iam-admin/troubleshooter/summary.

ログインしているアカウントが Google Cloud プロジェクトに招待されていないか、必要な IAM ロールが付与されていません。プロジェクトのオーナーまたは管理者に依頼して、対象アカウントにアクセス権を付与してください。

利用額の上限に達した場合

Trajectory ID: {TRAJECTORY-ID-NUMBER}
Error: PERMISSION_DENIED (code 403): Spend cap breached for project: projects/100710053209 for service: aiplatform.googleapis.com. Correlation id: {CORRELATION-ID-NUMBER}

設定した利用額の上限に達してサービスが停止しています。利用を再開するには「利用額上限に達した場合の解除方法」を参照してください。

参考リンク

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