12月16日にGoogle Cloud Kubernetes Day からGoogle Cloud Anthos Day に名称を変更され、スピーカーやスケジュール 等のイベント詳細が公表されました。
Google Cloud Anthos Day 概要
- イベント名:Google Cloud Anthos Day 〜 Kubernetseを使った最新の開発アプローチを学ぶ 〜
- テーマ:マイクロサービス、DevOps、コンテナの利用やクラウドネイティブなアプリケーションの先進事例について学ぶ
- 公式ページURL:https://inthecloud.withgoogle.com/anthos-day-2001/register.html
- イベント種別:エンジニア向けイベント
- 開催日:2020年 1月 30日
- Twitter ハッシュタグ:#gc_anthosday
Google Cloud Anthos Day とは
Google Cloud Japan は「Google Cloud Anthos Day(「Google Cloud Kubernetes Day」は、「Google Cloud Anthos Day」に名称を変更いたしました)」を開催いたします。 開発エンジニア、インフラエンジニア、運用エンジニア向けにマイクロサービス、DevOps、コンテナの利用やクラウドネイティブなアプリケーションの先進事例などを提供するイベントです。
実際に Kubernetes 環境でアプリやサービスの開発を実践されている先進的な企業を迎え、それぞれのアプリケーションのモダナイゼーションや、Kubernetes の事例についてお話しいただきます。
また、深い専門知識をもつ Google Cloud のエンジニアが、Google Kubernetes Engine (GKE) やAnthos をはじめとした Google Cloud Platform を利用し、どのようにアプリやサービスのコンテナ化を行うのか、開発、運用の実際について解説します。
開催日時
2020年 1月 30日(木) 13:00 〜 18:50 PM
開催場所
- ベルサール渋谷ファースト
申し込み/参加費
申し込み締め切りは2020年 1月 21日(火)まで。
イベントの申込みは、公式ページからお申し込みください。
無料(事前登録制)
参加人数は700名。
※定員になり次第締め切り
※競合他社様、パートナー企業様、報道関係者、学生の方のご参加は不可。
※お申し込み多数の場合は抽選。
※参加いただける方には、後日、ご登録されたメールアドレスに参加のご案内。
早期申込特典
早期登録された 200 名に「 Anthos または Kubernetes T シャツ」をプレゼント。
※ご登録者様先着 200 名様のうち、 当日へご来場いただけた方へ受付。
対象者
開発エンジニア、インフラエンジニア、運用エンジニア
スケジュール
各セッション名にYouTube 動画のリンクを設定しています。
Track 1
- 13:00 〜 13:50:Kubernetesコンポーネントの活用方法
- 講演資料「なぜ、今クラウドネイティブな開発アプローチが必要なのか?」
- 株式会社JR東日本情報システム 那珂 真広 氏、湯川 博道 氏
- ゼロバンク・デザインファクトリー株式会社 宮本 昌明 氏
- Google Cloud 北瀬 公彦 氏、佐藤 聖規 氏
- 講演資料「なぜ、今クラウドネイティブな開発アプローチが必要なのか?」
- 14:00 〜 14:40:Deep-dive into Anthos on GCP
- 講演資料「Deep-dive into Anthos on GCP」
- Google Cloud 篠原 一徳 氏
- 講演資料「Deep-dive into Anthos on GCP」
- 14:40 〜 15:10:休憩
- 15:10–15:50:CPG メーカーのアサヒグループがコンテナ運用を始めた本当の理由
- 講演資料「CPG メーカーのアサヒグループがコンテナ運用を始めた本当の理由」
- アサヒプロマネジメント株式会社 清水 博 氏
- 講演資料「CPG メーカーのアサヒグループがコンテナ運用を始めた本当の理由」
- 16:00–16:40:Kubernetes と推し進める、モダンなソフトウェア開発ライフサイクル
- 講演資料「Kubernetes と推し進めるモダンなソフトウェア開発ライフサイクル」
- Google Cloud 塚越 啓介 氏、頼兼 孝幸 氏
- 講演資料「Kubernetes と推し進めるモダンなソフトウェア開発ライフサイクル」
- 16:40 〜 17:10:休憩
- 17:10 〜 17:50:GKE におけるセキュリティ対策と運用
- 講演資料「GKEにおけるセキュリティ対策と運用」
- 株式会社プレイド 駒崎 幸之 氏
- 講演資料「GKEにおけるセキュリティ対策と運用」
- 18:00 〜 18:40:NTTドコモ情報システム部における GKE 導入事例 ~パーソナルデータダッシュボード開発~
- 講演資料「NTTドコモ情報システム部におけるGKE導入事例 ~パーソナルダッシュボード開発~」
- 株式会社NTTドコモ 岸 祐太 氏
- Google Cloud 安原 稔貴 氏
- 講演資料「NTTドコモ情報システム部におけるGKE導入事例 ~パーソナルダッシュボード開発~」
- 18:40 〜 18:50:Closing
Track 2
- 14:00–14:40:Kubernetes コンポーネントの活用方法
- 講演資料「Kubernetes コンポーネントの活用方法」
- Google Cloud 村上 大河 氏
- 講演資料「Kubernetes コンポーネントの活用方法」
- 14:40–15:10:休憩(ライトニング トーク 1)
- 15:10–15:50:マルチクラスタで GKE を最大限活用するドラゴンクエストウォーク事例
- 講演資料「マルチクラスタで GKE を最大限活用するドラゴンクエストウォーク事例」
- 株式会社コロプラ 磯 賢大 氏
- 講演資料「マルチクラスタで GKE を最大限活用するドラゴンクエストウォーク事例」
- 16:00–16:40:Istio を利用したモダンなマイクロサービスシステムの実現
- 講演資料「Istioを利用したモダンなマイクロサービスシステムの実現」
- 株式会社ユーザベース 生賀 一輝 氏、鈴木 祥太 氏
- 講演資料「Istioを利用したモダンなマイクロサービスシステムの実現」
- 16:40–17:10:休憩(ライトニング トーク 2)
- Elasticsearch 株式会社
- NTT Communications
- クラウドエース株式会社
- アクセンチュア株式会社
- 17:10–17:50:GKE + Istio + GitOps で作る日経電子版の次世代マイクロサービス基盤
- 講演資料「GKE + Istio + GitOps で作る日経電子版䛾新 Microservice 基盤」
- 日本経済新聞社 安田 竜 氏
- 講演資料「GKE + Istio + GitOps で作る日経電子版䛾新 Microservice 基盤」
- 18:00–18:40:GKE で実現する自由な EC サイト構築プラットフォーム
- 講演資料「GKEで実現する自由なECサイト構築プラットフォーム」
- 株式会社イーシーキューブ 奥 清隆 氏
- 講演資料「GKEで実現する自由なECサイト構築プラットフォーム」
- 18:40–18:50:Closing
Expo
- 相談コーナー
- Google Cloud 社員による相談コーナーを設けております。GKE や Anthos だけでなく Cloud 製品や GCP に関する疑問やご質問にお答えいたします。
- 出展ブースコーナー
- NTT Communications
- Elasticsearch 株式会社
- クリエーションライン株式会社
- ネットアップ合同会社
- パロアルトネットワークス株式会社
- ヴイエムウェア株式会社
まとめ
Google Cloud Anthos Day は、Google Cloud Kubernetes Day というイベント名称でしたがスピーカーやセションの情報公開時に変更になりました。
セッション情報を見る限りではイベント名称が変更になっただけで、イベントの目的「マイクロサービス、DevOps、コンテナの利用やクラウドネイティブなアプリケーションの先進事例について学ぶ」はそのままです。
大きく変わって点は、セッションが拡張され、Truck 2 が追加されたことです。
同時間で行われるため、どちらかのTruck しか行くことができないので、同僚の方と分けて参加されるのがいいと思います。
今までの傾向だと、後ほどYouTube で動画投稿される可能性はない気がします。
肝心なセッションについては、ホットな内容だと思います。
Truck 2 のマルチクラスタでGKEを最大限活用するドラゴンクエストウォーク事例は、タイトル通りに2019年9月12日 に正式リリースした「ドラゴンクエストウォーク」の事例です。
11月28日開催 第 9 回 Google Cloud INSIDE Games & Apps や1月21日開催 GKE & Cloud Spanner 勉強会【基礎編】 でドラゴンクエストウォーク事例 のセッションがあるほどGoogle としてもKubernetse 活用事例として広げていきたいみたいですね。またGoogle Cloud Platform 活用事例「ドラゴンクエストウォークを支える GKE と Cloud Spanner」にGCP 採用の背景やGKE 導入について詳しく語られています。
「ドラゴンクエストウォーク × Google Cloud Platform」で参考になりそうな記事があったので共有します。
- SlideShare:株式会社コロプラ『GKE と Cloud Spanner が躍動するドラゴンクエストウォーク』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Apps
- Google Cloud Platform 活用事例:GCP 導入事例 – ドラゴンクエストウォークを支える GKE と Cloud Spanner
- ITmedia:「ドラゴンクエストウォーク」がGoogle Cloud Platformを採用
個人的に気になるのは、今回のGoogle Cloud Anthos Day からスポンサーが付いたことは気になります。
2019年3月と9月のGoogle Cloud Kubernetse Day にはスポンサーではなく協力者的なポジションで参加されていました。
今までのイベントやセミナーでは、講演資料が共有や公開されることはなかったのですがこのイベント終了後に、セッションで使用された講演資料が公開されました。
今後もセッションの講演資料が共有されることを事前告知してもらえるとセッションのスピーチに集中できるので、ぜひともやっていただきたいです。
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